仕事の聖化とは(V)

2023年2月、ローマにて行われた属人区長フェルナンド・オカリス師による仕事の聖化についてのクラスの内容を連載します。

これまでのクラスの内容

私たちにとって、仕事は生活の一致のための蝶番(ちょうつがい)であり不可欠な要素です。『オプス・デイの超自然的精神に関する指針』において、私たちのパドレが仕事について、生活の一致というコンテクストの中で、話している箇所を引用したいと思います。「仕事を内的戦いと観想に一致させること(これは不可能に見えますが、世界の神との和解に貢献するために必要不可欠です)。そして、その普通の仕事を聖化と使徒職の手段にすること。このような高貴で偉大な理想のために命を捧げることは価値があることではないでしょうか?」(指針、1934年3月19日、 33番)。ここから生活の一致というコンセプトが生まれます。それは仕事を内的戦いと観想に一致させるということです。そしてそれは世界の神との和解に貢献するために必要不可欠です。そしてその普通の仕事を聖化と使徒職の手段にします。