ラグーナ治療センター病院

マドリード(スペイン)

マドリード市内のルセーロ地区の一千平米の土地に建つ三階建ての建物がラグーナ治療センター病院です。この病院は、高齢者向け緩和ケアと精神科のためのもので、ビアノルテ財団が、二〇〇二年、聖ホセマリア・エスクリバー生誕百年を記念して開始した事業です。オプス・デイ創立者がその人生と著作で示した精神が満ちている施設です。

医療スタッフは、様々な分野にわたる緩和ケアのための専門知識を備えた人たちです。医師や看護師だけでなく、ソーシャルワーカー、ボランティア、心理療法士、理学療法士、作業療法士、チャプレン(病院付司祭)などが、協力して患者の世話にあたっています。治療は、患者各自の病状や家庭環境に応じて、在宅ケア、病院でのデイケア、あるいは入院することによって行われます。